遺言は、訂正や取消（撤回）はできますか？

遺言は、遺言を作成した人の最終意思を保護しようという制度です。
そのため、訂正や取消し（撤回）は、いつでも、何回でも可能です。

作成した後の、状況の変化や心境の変化によって、訂正したり、撤回したいと思うようになることがありえます。
また、財産の内容が大きく変わった場合、遺言書を修正する必要が出てくるかもしれません。
そのため、いつでも何回でも訂正や取消が可能です。

なお、訂正や、撤回は、遺言の方式に従って、適式になされなければなりません。
方式を誤ると、遺言書が無効となる可能性があるので、訂正や取消を行う場合には、専門家にご相談ください。